皆様は、自分には見覚えのない請求書が来たことはありませんか。
意外とそのような出来事はあるのではないかと思います。
そういう書類が届くと不安になりますし、早く払わなければと焦ってしまいますよね。
払うにしてもクレジットカードだと引き起こされるので、何か損した気分にもなりますよね。
本記事では、利用した覚えのない請求がある場合の対応方法をご紹介します。
こういう請求は、架空請求と言われるものです。
慌ててすぐに払わず、自分が本当に利用したものか見極めてください。
クレジットカードでの不正利用はお金が戻るケースもあるので、利用明細をよく見て本当に利用したかどうか確かめておきましょう。
「お金を払わず、メールはスルーし、URLは開かない」
対応の第一としましては、まずお金を払わないことです。
連絡を取ってはいけないですし、メールアドレス程度の個人情報を握っている場合でしたら、返信をしないことが重要です。
無視することで相手の反応を見るのです。
相手から請求メールが来なくなったらめっけものです。
クレジットカード関連の身の覚えのない利用や請求は根絶は難しいですが、対応方法はあります。
フィッシング詐欺にはリンクをクリックせず、情報を盗み取られる可能性があるので、送信元のアドレスを確認し、情報が間違ったものか確認しましょう。
スキミング対策も必要ですし、そのためには、ICチップ付きのクレジットカードを利用するのです。
情報を漏洩しないように細心の注意を払うべきです。
なりすましの手口も巧妙です。
クレジットカードを紛失したらすぐにカード会社へ連絡し、停止することが対策として大事です。
「明細書の日付を確認し、どこで誰が使用したかを明確にする」
まず確認するのは、利用した日付です。
万が一、日付が一致しなくても金額が利用した額ならば使ったということでいいのです。
買い物をした履歴を調べて、クレジットカードを全く使用していないのに引き落とされた場合には不正利用された可能性があります。
カード会社としてはお店から請求が来なければ、カードの所有者に請求はできませんから、いつのタイミングで所有者に請求が来るかはお店次第なのです。
次に重要な確認項目は、どこで使用したかです。
利用明細に表示されているのは、必ずしも店舗名だとは限らず、その店舗の親会社という場合もありますし、クレジット決済をしている代行会社という時もあります。
家族カードのケースには、自分の家族が使っていないかを確認することが大事です。
家族カードは親カードにまとめて請求されるので、家族が使って、報告をされていないだけかもしれないのです。
家族の利用の確認は必要ですし、日付、金額の記憶がない時はしっかりと確認しておくことは必須です。
海外サイトを利用した場合などには、購入した金額の為替損益が生じる場合があるので、為替の調整分を確認しておきましょう。
「支払い忘れがないかどうか確認する」
実際に買い物をしていれば、記憶を持っていますが、年会費などもたまにしか払わないものであれば、支払いの忘れがある可能性があります。
不正利用かと思ってもそうでなく、実際の支払いの忘れということは、私も経験上よくあります。
しっかりとチェックを行い、支払いを忘れることがないように気をつけましょう。
「それでも見覚えがない場合には、カード会社に連絡し、不正利用を伝える」
カードをなくしていないか、海外で使ったか、暗証番号をメモしていないかなどを聞かれるので、注意が必要です。
盗まれた場合には、どこで失くしたか届け出る必要があります。
再発行には、カード払いにしていたものの引き落とし先が変わるので、カード情報を変更したほうがいいです。
カード情報の変更を行うことを忘れずにしましょう。
携帯をカード払いにしている人は、支払いが滞ると滞納とみなされるので、要注意です。
新しいカードが来るまで、請求書払いにしておいたほうがいいです。
見覚えのない請求、すなわち不正利用されたら、速やかにカード会社に連絡しすべきですし、その対応が一番大切です。
補償期間が60日しかないので、早めに届け出ることが先です。
所有者に過失があった場合は、身に覚えのない請求は保証されない場合があります。
対策、対応としては、パスワードの使いまわしをしないことも大事です。
過失がないように日頃からクレジットカードの使い方には注意が必要です。
知らなかっただけでは、こちらの過失となりますので、情報を精査し、よく認知しておくべきです。
「まとめ」
見覚えのない請求について大きく分けて4つの対応についてご紹介しました。
自分が使ったかどうか分からない請求をすぐに払っては損をしますし、確実に使った料金だけを払いたいものです。
損は誰でも嫌ですし、損しないためには、正しい知識を身に付け、情報を自ら取りに行くことです。
架空請求などには、適切な対応方法を取り、対策をすべきです。
使用したものをしっかりと支払うのは当然ですが、不正利用は避けたいものです。
対応と対策を本記事ではまとめて書きましたので、読んでいただけたら幸いです。
この記事を読んだ皆様が見覚えのない請求被害に遭わないことを願っています。