カードローンの金利は高い?具体例を用いて紹介

カードローン

冠婚葬祭や車の故障などで急にまとまったお金が必要となった時にお金を借りることが出来るサービスの一つにカードローンがあります。

このカードローンは銀行や消費者金融が提供する個人向けの融資サービスで、担保を必要とせず契約した際に定めた金額を限度額まで借りることができます。

ローンというのは事前に使い道が決められており、例えば住宅ローンやマイカーローンは名前の通り、住宅や車の支払い専用のローンとなります。

しかしカードローンの使用方法については自由であることがメリットでもあります。加えて担保や保証人が不要ということで簡単に借りることができます。

その反面でデメリットもあり、使い方が自由であるため限度額まで借りてしまって返せなくなる、そして担保がないために金利が高くなる傾向があります。

今回はなぜカードローンは金利が高いのかを紹介します。

・各社のカードローンの金利はどのくらい?

金利というのは法律で定められており借入額が10万円未満は20%以下、10万円~100万未満は18%、100万円以上は15%となっています。

基本的にはこの上限値を超えないよう各社運用が行われています。

銀行の金利について、例えば横浜銀行でいうと1.5%~14.6%、みずほ銀行では2.0%~14.0%と幅があります。

結構な幅がありますが、これは借りる金額により異なっており借りる金額が高ければ高いほど金利は安くなります。

次に消費者金融についてですが、こちらは銀行に比べ高い傾向があります。

例えばプロミスは4.5%~17.8%、アコムは3.0%~18.0%などです。

金利は1%違えば総返金額がかなり違いますが、銀行と消費者金融とでは先ほど例で出したみずほ銀行とアコムで比較して4%も異なります。

・住宅ローンやマイカーローンの金利は?

現在の住宅ローンは現在、金利がとても安い状況が続いており、例えばAUじぶん銀行では変動金利年0.289%となっており業界最安クラス、他の銀行にしても変動金利は高くても0.7%程度の低金利となっています。

地方銀行の固定金利にしても1.6%程度ですので、カードローンと比べると断然利率が低いことが分かります。

マイカーローンはディーラーが融資するものと金融機関がありますが、金融機関のほうが安いです。そして金融機関で借りる場合1.5%~3.0%となりますので、こちらもカードローンに対して金利幅が少なく、また利率も低いことが分かります。

・カードローンで借りるべきか

ここまでカードローンと他のローンを比較してきましたが、カードローンは金利の利率が高いことが目につきます。

事前にどのくらいの支出があるかを分かっていれば、銀行や自分が働いている職場の提携先から借りることができ、金利も抑えることができますので、これが一番お得ではあります。

また、普段から定期的な貯金を心がけていれば、いざ急な支出が発生した際にもカードローンで借り入れをすることはないでしょう。

これらに共通して言えることは先々の計画性を持ってお金の管理はしておいた方が無難なことです。

・まとめ

カードローンには即日で借りることができる、担保が要らない、限度額内なら何度でも借りることができる、ネットで手続きが可能な多数のメリットが存在します。

しかし、借りやすいからといって返せなくなっては意味がありません。

カードローンの金利が高いのには理由があることを理解して、扱うようにしてくださいね。

お金が何度でも限度内で借りられることに慣れてしまうとそこから抜け出せなくなり無理な返済計画になっていまいます。

そうならないように、普段からある程度貯蓄をする習慣と支出と収入の管理をすることがお金の面で失敗しない一番重要なことですね!

タイトルとURLをコピーしました